Welcome to my blog

nextplain

nextplain

🏠Home / 
============================

企業の不祥事が後を絶たない。
企業トップが受け取る報酬の過少申告
企業トップによるインサイダー取引
企業トップの先導による粉飾決算
企業トップが見逃した検査不備
個々に挙げたらキリがない程に、その事例は枚挙にいとまがない。

この世の中の未来に向けた大きなうねりは、「お金」、「感情」、「技術」が元になっている。
と言ったのは、「お金2.0」の著者佐藤航陽だ。
この「お金」が動く源泉(エネルギー)は、人の「欲望」・「欲求」だ、という。


(イメージ写真下に続く)

資本主義の下、「お金」に対する「欲望」を「利益追求(お金儲け)」と言う。
資本主義下の「利益追求(お金儲け)」の担い手は、「会社(事業体)」なのか。
言い方を換えれば、「会社(事業体)」の目的は、利益追求(お金儲け)」なのだろうか。
いいや、会社の存続目的は社会貢献だ、と思いたい。

資本主義の下、会社が継続的に社会貢献を果たそうとすれば、利益が必要となる。
社会貢献の手段としての「利益」は必要だ。
が、ややもすると「利益追求」が目的にすり替わっていないだろうか。

カネ(出資金)を多くから集め利益拡大・利益追求する事業体が、「株式会社」。
利益追求が成功すれば、その事業体は成功を導びき尽力した組織・人へ成果報酬を多く配分する。
そして、組織・人は多くの成果報酬を望み、事業体の利益追求に一層尽力する。
尽力し成功すれば、報酬を多く手に入れられる。
努力と結果は、循環する。
循環の推進力は、組織・人が持つ様々な欲望・要求だ。

この循環の中でまた新たな欲望が生まれ、雑多な欲望が塊となって推進力となり、この循環が継続するのだろう。
欲望は様々。
人事に対する欲望、事業に対する欲望、対外的な承認に対する欲望など、など。

この欲望の循環は、途中でなかなか断ち切れない。
欲望が、正しく発現されればいいが、ややもすると不正行為の源泉(エネルギー)となることがある。
ここに、前出の不祥事が生まれ、隠蔽され、その不祥事が長年続くことになるのではないだろうか。

ちなみに、
『にんげん 我慾のかたまり にんげんのわたし』
と書いたのは、書家の相田みつを。

このような不祥事をニュースを聞き及ぶにつれ、本「論語と算盤(そろばん)」が脳裏をよぎる。
この本は、「利の追及」を生業とする実業の領域に「道徳的」思考を根付かせ調和させたい、そんな経営哲学を語った渋沢栄一の談話・講話集だ。

企業における様々な不祥事が続く中、
「道徳的」思考を加味して事業運営することが肝要となっているのではないだろうか。
今まさにこの時代において、約100年前に出版された「論語と算盤(そろばん)」思考が、必要となっている。

(追記)
「論語と算盤」が発刊されたのは1916年。
渋沢栄一76歳の時である。
編集者であり実用書の著者である梶山琳が、渋沢の講演・講話を整理・編集し、東亜堂書房から出版。
以降、国書刊行会や角川学芸出版からも再刊されている。
(出典:本「現代語訳論語と算盤」)


============================
関連記事

Comments 0

There are no comments yet.

Leave a reply