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< 元ブログのタイトル >
【素浪人スーダラLOG】
  バリバリ昭和の素浪人が綴ります。

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「情報ライブミヤネ屋」にて「急増 がん治療トラブル」を見た
パート3。
 
国立がん研究センターの若尾文雄センター長がスタジオとホットラインで繋がって一連の内容について話されていた。
 
その中で、
「標準治療は、最良の治療。」とのコメントがあった。
「標準治療」とは、なんだろう?
 
「標準」とは、「並」「平均」なのでは?
「標準」より上の、極上の治療は無いのだろうか?
「標準」は「最先端」?
 
(イメージ写真下に続く)

以下、一部を転記。
最先端の治療は、開発中の試験的な治療として、その効果や副作用などを調べる臨床試験で評価され、それまでの標準治療より優れていることが証明され推奨されれば、その治療が新たな「標準治療」となります。
 
また、読売新聞の医療・健康・介護サイトにヨミドクターが開設され、その中のコラムにて丁寧に説明されている。
偶然にも、がん患者会のブログに時折登場する日本医科大学の勝俣先生による執筆だ。
是非参考にしたい。
 
 
このコラムでは、
基礎研究の後、3段階からなる臨床試験を経て、標準治療となります。
新薬が開発されて、標準治療として承認されるまでに、長い年月が必要になるということです。逆に、長い時間をかけて、厳密に評価がなされなければ、患者さんに安全で有効な治療として提供できないということです。と。

さらに、平成26年に発行された以下の小冊子にも、書かれていた。
一部転記。
現時点で最も推奨される「標準治療 」を、きち んとした組織のもとで多くの病院が共同で行う臨床試験を通して開発していきます。と。
 
「標準治療」は、「最善・最良の治療」なのだ。
 
ちなみに、「先進医療」とは、厚労大臣の承認を受け、特定の大学病院等にて評価中の医療技術であり、安全性・効果性が確認されれば、保険導入となり「標準治療」となる。標準治療となる前の評価中の治療だ。
 
言葉を、語感で判断しがちだ。
大事な時、言葉の意味は、一端立ち止まって咀嚼し直す必要があるようだ。
 

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/ FP事務所 ネクストプレイン /


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