医療に思う。がん治療トラブル「免疫療法?」
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【素浪人スーダラLOG】
バリバリ昭和の素浪人が綴ります。
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先日、テレビ番組「情報ライブミヤネ屋」にて「急増 がん治療トラブル」を見た。
パート2。
その中で、治療トラブルの対象として「がん免疫療法」が紹介されていた。
そもそも「がん免疫療法」とは、なんだろう。
3大治療とは、
①手術療法(局所療法/外科療法/部位の摘出手術 )
②放射線療法(局所療法/部位への照射)
③薬物療法(全身療法/化学療法/抗がん剤治療)
そして、「がん免疫療法」とは、
人が持つ本来の免疫力により、異物とされる「がん細胞」を排除する治療法だ。と言う。
番組の中で、「がん免疫療法」は、一般名称である事を知る。
個別固有の療法でない。
それは広義的な意味合いで、様々な具体個別の治療法を包含している。
国立がん研究センター がん情報サービスのサイトに丁寧に説明されている。
(*上図はクリックで拡大)
個別具体な「がん免疫療法」は、2グループに分類される。
【 効果不明の療法 / 効果確認ありの療法 】
それは、
【 効果が公に明示されていない療法 / 効果が公的に確認された療法 】と同じ事。
【 科学的根拠が不明な療法 / 根拠ある療法 】とも同じ事。
そして結果的に
【 保険適用されない療法 / 適用される療法】であり、
【 保険適用されない薬 / 適用される薬】である。
科学的根拠が確認され保険適用される療法は、現在まだごく一部だ。
(別途、紹介予定)
「がん免疫療法」と言葉が発信された時、
その言葉には、2分された相異なる内容の治療の意味が込められている。
発信する人によって、発信する機関によって、中身は全く異なる「がん免疫療法」なのだ。
文字で「がん免疫療法(広義的)」と書かれていれば、その後に書かれた内容を注意深く読むこともできるだろう。が、でなければ、はなはだ混乱してしまう。
なんとか、2分された相異なる内容の治療名を別の名称で表現できないのだろうか。
関連するニュース、報道など様々なメディアにて、「がん免疫療法」という文字を見たとき、言葉を聞いた時、十分心して接することが必要だ。
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/ FP事務所 ネクストプレイン /

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