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昨日、「クリスマス・ジョイントコンサート」を堪能してきた。
家族が吹奏楽部の一部員として参加したコンサートだった。

埼玉県下・数校の吹奏楽部がジョイントして、県内の文化会館でクリスマス・コンサートを開催した。

会場に入り、案内状を見て、どうも腑に落ちなかった事があった。
ジョイントしている学校が、繋がらない。のだ。
県内の学校ではあるが、同一エリアでもなく、何を「縁」にしているのか?
そうこうしている間に、各学校の吹奏楽部は順次演奏を終え、中入り前トリを務める学校が舞台に姿を見せる。

吹奏楽チームの入れ替えは大変だ。
演奏を終えた多くの演者は、楽器と譜面・譜面台を持って舞台袖に下がる。
入れ替わりで、
新たな演者達が、各々楽器・譜面・譜面台を持って舞台袖から現れる。

おーーーー。
今までの吹奏楽部の人数の比でない。
次から次へと部員が、舞台に現れ、すぐさま舞台は人あふれ状態になった。

指揮者を囲んだ部員は、概ね5列。
一列、一列の人数も多い。隊列が大きい。
最後列の右側がトロンボーン部隊が目に入る。
人数を勘定してみた。なんと9人。
今日見た他の楽部では、総じて3人くらい。だったような気がする。
他の楽器グループでも、数が半端ない。
ザックリだが、約100人が舞台上に陣取った。のではないか。

(イメージ写真下に続く)

指揮棒が降られる。
音が羽ばたく。大迫力。

舞台上、汲々とした配列の中で、部員が動き始める。
楽器を奏でつつ、パート単位で規則的に動く。
身体を、楽器を、左右にふる。
身体を、楽器を、上下する。
床30cm四方くらいだろうか、その中で脚をローリングさせる。
限られた空間の中で、様々な工夫が満ち溢れている。

聴いている側を、見ている側を、楽しませてくれる。
聴いて、見て、楽しい。
これ、ひょっとして「おもてなし」?

2曲目だったか。
「世界にひとつだけの花」
演奏前に、観客へ簡単な振り付けが伝えられ、参加を促される。

楽曲が始まり、中盤にさしかかる頃、大合唱が聞こえてきた。
舞台上の多くの大部分の部員は、楽器を置き、合唱に参じている。
楽器を持ち奏じている部員は、ほんのわずかだ。
大いなるチャレンジだ。
吹奏樂が楽器を置いて、会場をもてなす。
チャレンジャーに喝采だ。

そして、サビの部分に差し掛かった時、何人かが最前列に出てきて振り付けを誘導してくれた。

なかなかやる。
参加型の吹奏楽もイイ!!

そして、最後の曲だったろうか。
いつのまにか背後からも音が聞こえてきた。
まるで、5.1chサラウンド音源。
ナント、この学校の部員が30-40名が客席最後部のさらにその後ろに立ち、楽器を鳴らしている。
これまた、トロンボーン奏者が目に入り、人数を勘定してみた。
ざっと10名。
舞台上と併せて、トロンボーン奏者だけで、20名近い。

確信的、革新的「おもてなし」なのだろう。
愉快、愉快。。

ちなみに、自宅に帰り家族に話しを聞いたら、この学校・吹奏学部の部員は240名超え。との事。
すごい。凄すぎる。

休憩中に、これまた、こころにくい「おもてなし」を受ける。
主舞台から左右に客席側へ迫り出した空間(舞台)がある。
そこに4人の演者が現れ、クリスマスソングを演奏し始めた。
3人がサックスで、ひとりは、? 楽器名不明?
上手い。
この「おもてなし」イイね。だ。

いいね感満載で、休憩時間があっという間に終わってしまう。

圧巻は、最後の大・大演奏。
ジョイント校・2年生全員が舞台に上がっての大演奏だ。
総勢300人?400人?
エネルギーが会場にあふれる。

実は、中入り前にトリで演奏した学校の指揮者が後半始まってまた現れ、前説をされた。
この指揮者トークで、本日気になっていた事が判明する。

トリで演じたは、近隣の街に開学している「伊那学園」。
中高一貫の県立学校だ。
全日本吹奏楽コンクールに相当回数出場し、多く金賞を受賞しているとの事。
さらに海外公演もしているらしい。

ただの仲良しクラブではなかった。

そして、本日集うた学校・吹奏楽部は、その指導(顧問)先生が、伊那学園出身者とのことだった。
ようやく「縁」の中心が判り、モヤモヤ感は払拭された。

参加した多くの生徒たちは、エキスパートな部員と交流できて、価千金の貴重な体験ができたことを感謝しているだろう。
我が身も大いなる「おもてなし」を受けて、大満足、大感謝。

熱く濃い余韻の中で、余計な事が脳裏をよぎった。
一派をつくりませんように!!
一派は、えてして弊害を招く!

ゆくゆく、どこの学校・吹奏楽部も参加できるようなオープン参加のコンサートになりますように。


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/ FP事務所 ネクストプレイン /


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