先輩と真空管談義。売っている真空管・買えない事件。
昨日、まいスマホの着信履歴に見慣れぬ電話番号を見つけた。
普段なら、普通にスルー。見過ごしている。
しかし、昨日は何を思ったか、その電番へこちらから発信してみた。
誰ともわからぬ相手に、「電話いただきましたか?」
こちらの名を告げない。
一瞬、沈黙の時間が、流れた。
「**です」と、男性の声。
何十年ぶりの声だったが、一瞬の内にその声の発する人がよみがえった。
姿見えぬが、変わらぬ声に懐かしさが広がる。
24、5年前?
当時の職場の先輩だった。
スマホの電話帳データを整理していたが、間違って発信してしまった。のだという。
先輩のケアレスミスが招いた我が身の「幸運」だった。
ひとしきり、今の生活ぶりをお互いに交換。
先輩は、その当時から注力していた趣味を生かして、楽しんでいる。とのこと。
オーディオ好きが高じて、真空管アンプなど自作。
時に愛好の士に譲ることもあるそうだ。
真空管!!!
(イメージ写真下に続く)

懐かしい。
本当に懐かしい。
東京オリンピック(昭和39年)開催時まだ子供の頃、我が家のラジオ、テレビは、真空管製だった。
なんとも、図体がでかく、電源スイッチを入れても、直ぐには音も画も出てこなかった。
真空管が発するモヤっとした「光」・「熱」を、筐体の隙間から発していた。
中学・高校の頃、自宅の真空管ラジオを、真空管テレビを分解して、喜んでいた頃のことを思い出す。
なんとも懐かしい。
最近、オーディオの世界でも、アナログを楽しむ方が少なからずいる。らしい。
アナログなオーディオ単語を、街中で、ニュースで、見受けることも増えてきた。
レコード。
・最近は、隔週刊ザ・ビートルズのLPレコード・コレクションが創刊され、本屋で売られている。
レコードプレーヤー。
・電機量販店で、普通に扱っている。
そして、音楽カセットテープ。
・専門販売店が開店したようだ。
そんなことを思い起しながら、先輩と「真空管」で話が盛り上がる。
とある真空管専門の販売店での話。
実は、私も偶然に今年の夏、その店を覗きにいっていた。
このデジタルな世の中にも、真空管は健在なのだ。
ビンテージの真空管は、一対で何万円。何十万円?
音にこだわる方々にとって、真空管の違いで、音が変わるという。
それぞれ音にこだわりの強い方々は、真空管にこだわる。らしい。
そんな先輩の話。
その店を訪れ、その店でその真空管を探し当てた。
数万円という値札のついた「真空管」を指さし、「それ、ください。」
店主は、「実は、」「売れないんだ」「悪いね」と、
おとり商材?
客寄せパンダ的商材?
張りぼて的商材?
売れなかった?売らなかった?
どちらだろう?
その理由?
判らない?不明だ。
これは事件だ。
法律(不当景品類及び不当表示防止法)に違反ではないか。
消費者庁のホームページに、記載されている。
商品、サービスが実際には購入できないにもかかわらず、購入できるかのような表示を不当表示として規定。
おとり広告はダメなのだ。
世の中、こんな事が少なからずある。
そんな商材に引き込まれ、その店で、他の代替品を求める時は要注意だ。
懐かしさから、急転直下。
現実に引き戻される。
心したい。
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/ FP事務所 ネクストプレイン /

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