林住期は人生の黄金期。キャッシュフロー計画が具現化させる。
昨日土曜日、東京・御茶ノ水へ向かう電車の中の出来事。
朝9時前。
東京都心へ近づくにつれ、電車内は込み合ってきた。
立ち位置近くに掴まれるつり革もなく、両足で踏ん張り、何気なく車窓に目を向けていた。
程なく、首都圏ターミナル。
そんな時、背後から年齢を感じさせる男性の声。
「この前、初めて常磐線に乗ったよ。」
・・・・・
「横浜は、今日初めて行くよ。」
・・・・・
「東京は苦い思い出があんだよ」
・・・・・
途切れ途切れに、背後から聞こえてくる会話。
年配(?)男性の初体験の断片が電車走行音の中から聞こえてくる。
誰が誰と話しているのか見定めることもなく、
なんとなしに、姿が見えないこの年配男性の顔をイメージする。
深い皺を織り込んだ顔。
戦後を生き抜いてきた顔。
土日祝日なく年中無休で働いてきた顔。
地元密着で働いてきた顔。
家族を成長させ、必死に守ってきた。
この日本の成長の原動力となってきた。
顔見えぬこの人に、人生の先輩に、
「お疲れ様でした。これからの人生楽しんでください。」と言いたい思いが募る。
働きづめだったであろう仕事人は、仕事道具を手仕舞って、外に向かって動いている。
世に言う団塊の世代前後の人たちが、
軽やかな靴に履きなおして、ドアの外に出てきている。
日本全国大移動のワンシーンを垣間見た。
(イメージ写真下へ続く)

古代インド思想の中に人生4分割の考え方があるという。
・学生期(がくしょうき)
・家住期(かじゅうき)
・林住期(りんじゅうき)=家、家族へ尽くすことを終え、自分の為に生きる時期
・遊行期(ゆぎょうき)
林の中に一人籠り、今まで背負ってきた荷物をおろして、じっくり考える時間があっていい。
そして、林から出てアクティブに行動する人も多くなっている。
林住期は、人生の黄金期と考えたい。
我が身においても、そうありたい。と思う。
そう、なるようにと心したい。
我が身は、今まだ家住期の中。
年齢的には、林住期突入の年齢。
今、家住期の責を担いながら、林住期を楽しもうと思う。
ハイブリッドながら、己の人生を生きていきたい。
家住期の責を果たし、黄金期を迎える際に必要なのは、
・有限な時間の配分。
・有限なお金の配分。
なかなか、難しい。
未来を想定するキャッシュ・フロー計画がそれぞれの黄金期を具現化する。
(*キャッシュフロー=入出金の流れと期末残高)
それは、林住期・遊行期へ向かう経済的道しるべ。
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/ FP事務所 ネクストプレイン /

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