真夜中の惨事。時間の浪費と機会損失。
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深夜のファーストフード店。
24時間営業のマクドナルド店にやってきた。
入店したのは、午前2時チョット前。
この日の入店目的は、夜が明けるのを待つコト。
自宅のカギを待たずに外出、深夜に自宅の玄関前に佇むもドアを開けることが出来ず、やむを得ずここ迄やって来た。
100円コーヒをカウンターで求め、客席へ。
広い店内、客席エリア半分の照明は消え、明かりが灯っているのは客席スペースの半分。
(イメージ写真下に続く)

客席には、別テーブルにひとりづつ、二人。
二人から離れた客席スペースの角際に席を確保した。
ここで今宵を過ごすのだ。
刀・槍を持たず陣羽織も羽織っていないが、ここに一夜限りの陣を張る。
長靴の入ったデカいバックの中に押し込んでいた文庫本、読むつもりなど毛頭ないが、何故かテーブルの上に置く。
加えて、スマホ一台。
陣中の備品を整える。
その背嚢(はいのう/デカバッグ)は奥へ押しやり、自己チュウ的陣張りを完了。
己のセコサに辟易しながらも、今宵の「陣」を整えて、ホッとする。
陣張りを終えて、店内を見渡せば、
30代位のスマートな女性と、真っ黒に日に焼けたオジサンが、あっちとこっちに座っていた。
深夜にマックの二人、少々気になる。
女性は、ノートパソコンのモニターに注視、時にキーボードをタカタカと叩く。
ソフトウェアの開発エンジニアなのか、
エッセイストなのか、
ネットのブロガーなのか、
時間を持て余すこともなく、
時間に縛られることもなく、マイペースで仕事している風情。
眠そうな素振りは一切ない。
一定の成果を成し遂げたのだろうか、しっかりとした顔だちで、明け方を前にして店を出て行った。
きっと、有意義な時間を過ごしたのだろう。
そしてもう一人、日焼けしたオジサン。
スポーツ新聞をテーブル一杯に広げ、両肘を組みその肘をテーブルに付け頭をうなだれ、熟睡の体。
早朝出勤に備えていたのだろうか。
スポーツ新聞の紙面上で、赤色手書きの文字やら記号やら数字やらが、あちこちで格闘していた。
明日の出勤先は、公営競技場なのだろうか。
出勤前の仕事準備に余念ない、そんな風情。
仕事人のあるべき姿なのだろう。
顧みて、この我が身ブログ人。
テーブル上の100円コーヒは、2時間経っても寸分も減ることなく、
効きすぎた店のエアコンで、既に温さはなくなっていた。
時にうつろうつろ、所在なく概ね4時間。
なんと無意味な時間を過ごしたのだろう。
機会損失(稼ぎ損ねた金額)を計ってみると、
仮に時給1,000円とすれば、うつろうつろの4時間でザっと4.000円。
真っ当に働いていれば稼ぐことができた金額だ。
加えて、翌日。
寝不足により仕事効率半減どころか仕事品質を劣化させ、成果がゼロとなれば、翌日の機会損失は、
(仮)時給1,000円x8時間でザっと8.000円。
己の不注意が呼んだ真夜中の惨事。
真夜中の3時に、大反省。
時間の浪費と伴に、直接的な機会損失12千円。
もしこの日の仕事で仕事品質を落とせば、信用を失う。
直接的機会損失12千円では、済まされない。
その場合の信用損失は計り知れない。
この世に偶然はない。
負の因果応報、恐るべし。
正の因果応報になるべく、ココロしたい。
*参考まいブログ記事:
◆◆カギ閑話◆◆
・第三話:我が家の小さな出来事。カギ閑話、第3話。
・第四話:本記事
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FP事務所 ネクストプレイン
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