3つの言葉を連ねた「ファイナンシャル情報リテラシー」の意味は?
「リテラシー」言葉、第2段。
3つの単語を連ねたコトバ。
この我流の定義には、以下の内容を盛り込んだつもり。
①家計に係る「お金」情報を取り扱うための知識と能力
②「お金」情報の取り扱いは、3ステップ(収集・選別・組立)。
そして、この定義(意味づけ)に至った経緯は以下のとおり。
まず最初に、「金融リテラシー」というコトバ。
「金融」と「リテラシー」を連ねたコトバ。
金融(finance)とは、①金銭の融通。かねまわり。②経済社会における資金の貸借。また資金の供給と需要の関係。
そして、リテラシー(literacy)とは、読み書きの能力。識字。転じてある分野に関する知識・能力
(上記いずれも、広辞苑第7版による)
では、ひとつのコトバとなった「金融リテラシー」とは、何なのだろう?
(広辞苑第7版には掲載ナシ)
ネクストプレイン流「金融リテラシー」とは、
「金融商品・サービスなどを理解するための最低限の知識及び目的達成に向けた判断力」。
どちらかと言うと、資産形成、資産運用など投資に対する読み書き能力を言う。
と考えたい。
また、「ファイナンシャル・リテラシー」なる言葉がある。
この言葉は、投資に限定することなく、広く「お金」に関わる読み書き能力だと位置づけたい。
「様々なお金コトを理解するための最低限の知識及び家計に係る目的達成に向けた判断力」とネクストプレインは定義したい。
今を生きるに必要な衣食住を手に入れるには、基本「お金」が必要だ。
自給自足の生活を除けば、一般的には「お金(収入)」を得て、「お金(支出)」を利用することで、生活を営んでいる。
人生の中では、生活を営む事と「お金」を利用する事はほぼ表裏一体のことが多い。
今の世を生きるには、お金が全てでないが、
安心・安全に更に快適な生活を営むためには、「お金」は必要であり、ないより、あった方がイイ!!
生活を営む中で、お金を工面し、工面したお金を効果的に利用していくには、
「ファイナンシャル・リテラシー」は、あった方がいい。
さらに「情報」の利用力が加われば、「お金」の読み書き力は加速される。
ここで、先に投稿した「情報リテラシー」と「ファイナンシャル・リテラシー」を合体させて「ファイナンシャル情報リテラシー」が創作された次第。
(*参考記事:「情報リテラシー」って何? リテラシーとは読み書き能力。)
ネクストプレインでは、ブログ中で、
「ファイナンシャル情報リテラシー」向上をひとつのテーマとして、記事を重ねていくこととしたい。
(イメージ写真下に続く)

参考にしたネット上のサイトをご紹介したい。
◆金融庁・金融経済教育研究会
◎最低限身に付けるべき(知識・判断)金融リテラシー
◆金融広報中央委員会(知るぽると:)
日々の家計管理や資産形成、金融取引や保険、金利やローンの知識など、お金と上手に付き合うために必要な知識や判断力
◎金融リテラシーマップ
◆日本証券業協会
金融に関する知識や情報を正しく理解し、自らが主体的に判断することのできる能力であり、社会人として経済的に自立し、より良い暮らしを送っていく上で欠かせない生活スキル
◆政府広報オンライン
お金について十分な知識をもち、お金との付き合い方について適切に判断する力
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