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映画タイトルは「ばあちゃんロード」

映画ポスターでは、純白のウェディングドレスに身を包んだ文音(あやね)と、車イスに腰かけたパンツスーツ姿の草笛光子、主演女優の2人が並んで写っている。
花嫁姿の文音(あやね)がばあちゃん(草笛光子)に注いでいるまなざしは、なんとも優しい。そんなポスター画だった。

そんなポスターをみれば、
「ばあちゃんロード」は、「バージンロード」?と想いを重ねてしまう。
タイトルとポスターから、なんとなしに予期できるエンディング。
そんなことから映画は、最初からエンディングを想定して追憶を重ねていくように、安心して観ることができた。

(イメージ写真下に続く)

「ばあちゃん」役は、ダブル主演のひとり、ベテラン女優・草笛光子。
元SKD(松竹歌劇団)、すこぶる上品で美しすぎる80代半ばの銀髪のおばあ様。
スクリーンの中でも、その気品は放たれていた。
劇中で同じ漁港町の同級生からのプロポーズを受けた、ばあちゃんの「孫」役は、文音。
その孫にプロポーズし、漁師一本立ちを目指す昔の同級生役は、三浦貴大(たかひろ)。

ちなみに、婚約カップル役の二人は、共に大物歌手・役者の2世だ。
文音(あやね)の両親は、長渕剛&志穂美悦子。
三浦貴大の両親は、三浦友和&百恵。
凄い、凄すぎる!!!!!

「ばあちゃん」と婚約カップル、そしてその家族がそれぞれ苦悩しながらも、
ひとつのゴールに向かって日々の生活をおくる、そんな営みを綴ったドラマだった。

舞台は、富山県の漁港とその街並み。そして介護施設。
富山県氷見とその付近の風景が盛りだくさん。
すこぶる綺麗な映像が断片的に写し出される。
漁港を眼下にした散歩道。
海岸近くを走るローカル電車。
清潔感あふれる介護施設。

介護施設でリハビりに励むおばあちゃんを取り巻くドラマで、
重くなりがちなテーマを併せ持もちながらも、綺麗な風景を織り込んだ映像は、まるで連続するポートレートを観ているようだった。

両親は共働き、しかも父親は長いコト単身赴任で自宅には不在、
幼稚園、小学校の行事に来てくれたのは、いつも「ばあちゃん」。
そんな「ばあちゃん」にバージンロードを一緒に歩って欲しいと願う花嫁の思いは、ごく自然なのかもしれない。
当初、娘の結婚式にバージンロードを歩くのは自分だと思い込んでいた父親(鶴見辰吾)も、
後日、「ヒトを思いやる子に育って、嬉しい」と言う。
お父さん、立派!!

実は、こういう私(ブログ人)も、その昔実の娘でない新婦とバージンロードを歩ったことがある。
15年程前、職場の部下の結婚式。
新婦になった昔の部下とバージンロードを歩いたことを思いだす。
なんとも緊張し、赤じゅうたんの上を新婦と伴に入口から一番奥まで歩き、そこで参列者側へ向き直ろうと反転しようとした時に、ナント新婦のドレスの裾を踏んでズッコケた。
嬉しくも、恥ずかしい思いをした良き思い出だ。

2世代、3世代家族で生活することができる田舎で、夫婦共働きとなれば、その子の面倒は、実質的にばあちゃん・じいいちゃんが担うことが多いのかもしれない。
今、女性の活力が求められ、働き方改革は少しずつ進む?中で、
この傾向は今後益々顕著になるだろうし、その結果、ばあちゃん・じいちゃんが孫の結婚式にバージンロードを歩くシーンをあちこちで見られるようになるかもしれない。
更にもっと先の時代には、AI(人口知能)搭載の育児ロボットが、花嫁とバージンロードを歩く。そんな時がくるのかもしれない。

働き方改革もいいが、
都会などで孤立しやすい核家族に対する子育て方改革を地域を起点に真剣に考えなけばいけない。
待ったナシ!!!だ。
そんなコトに想いを繋げてくれた映画だった。


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/ FP事務所 ネクストプレイン /




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