セカンドライフ応援談。はじめに。まい退職の後、新たな船出!
4月1日。
新年度になり、ココロ踊り新たな環境に飛び込んだ人がいる。
一方、今まで何十年も親しんできた環境から離れ、ココロ不安ながらに待ち受けていた環境へ静々と向かった人もいる。
新たなる環境、セカンドライフを迎えた人は、少なくないだろう。
厚生労働省から公表されている雇用動向調査によれば、
平成28年(1月1日現在)の常用労働者数・約730万人中、
本調査にて判明した「定年退職により離職した者」は、4.3%。
雇用期間の定めない男性では、年間の総離職者数の1割が、定年退職にて離職していた。
(イメージ写真下に続く)

今から4年前。
我が身は、35年間歩んできたサラリーマン生活を卒業。
55歳にて役職定年を迎え、30数余年間勤務した会社を退社。
その後、別企業へ入社、そして2度目の退社。
2度目の退社を控えていた頃に、考えていたことは、
・退社後は、セカンドキャリアに向けて準備期間を置く。
・セカンドキャリアは、心身健康な状態であれば何時までも働ける「個人事業主」を目指す。
・個人事業主として、「紙芝居」屋の開業を目指す。
そんな思いを抱いて当時を過ごしてきた事が、スマホのスケジュールを見返すと思い起こされる。
サラリーマン時代には、市販されていた紙の手帳を持ち歩いていたが、
2度目の退社後は、新たな紙の手帳を買い求めることもなく、スマホによる電子手帳を使い始め、今に至っている。
スケジュール・アプリとノート・アプリを併用して電子手帳と呼んでいる。
時に電子ペンによる手書きメモを電子ノートに保存し、電子スケジュールにも張り付けられ断然便利だ。
ちょうど4年前の今日。
スケジュール・アプリには、以下のとおり記載されていた。
4月1日:浪人初日。家族と花見。
当時まだ若干肌寒さを感じる中、真っ青な空の元で咲く満開の桜の真下で時間を過ごした。
組織からの解放感と今後へのワクワク高揚感を抱きつつ、桜吹雪を身にまとったことを思い出す。
スマホに目を戻すと、
社会保険の手続きなど「為すべき事」と、
サラリーマン時代に密かに考えていた「今後やりたい事、やってみたい事」が、
スケジュールに列記されていた。
●為すべき事。
・社会保険など、家族の生活を守るための諸手続き。
・紙芝居屋になるための準備。
●今後やりたい事、やってみたい事。
・スポーツ自転車で風切って走る。じてんしゃ旅。
・「お金」に係る知識の習得。
⇒家族を守るために有効な「お金」に関する知識を得たい。
⇒まずは、FP(ファイナンシャル・プランナ)3級の資格取得したい。
電子手帳の予定欄には、事を為すための予定が記されていた。
が、夏になった頃、事態は一変。
家族に想定外のことが起こり、「紙芝居屋」というセカンドキャリアに向けた準備活動は保留。
想定外の状況が好転しない中、京都に紙芝居修行(弟子入り)に行く計画も立ち消え、
その後の予定欄には、関連する単語はなくなっていった。
代わりに、退職直後から始めた「お金」に関連する知識取得に向けた予定が入るようになった。
「お金」に係る知識は、実生活の中で役立つことを度々実感する。
そして、「お金」に係る知識の習得は、「今後やりたい事」から「為すべき事(必須)」に格上げされ、そして今に至っている。
当時は、これで開業とは夢にも考えていなかったが、きっかけはここにあった。
人生において、想定外のことは起きる。
が、きっと何か、目に見えない何かに、導かれているのではと最近思えるようになった。
2回の退社経験を踏まえ、退職時に必要な手続き、為すべき対応を、今後順次記していきたい。
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/ FP事務所 ネクストプレイン /
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