栃木・宇都宮は、JAZZの街。いい店ジャズ喫茶、見~つけた。
栃木・宇都宮に久々にやって来た。
昼時に友人と餃子を食べにきた。
食後、車は駅東口に留め、友人を宇都宮駅で見送る。
その後、久方の街をブラリひとり散歩することにした。
JR宇都宮駅西口側から東武宇都宮駅方面へ足を向ける。
西口からすぐそこに流れる田川を渡り、オリオン通りへ。
実は随分と前に、ここ宇都宮に勤務していたことがある。
2000年を跨いで、3年間。
久方の宇都宮に、変わっていないなー。変わったなー。
そんな思いが、交互にやってくる。
オリオン通りアーケード下を歩き始めると、間もなくJAZZが拡声器から聞こえてきた。
そして、アーケード際に立つポールに掲げられたペナントに「宇都宮JAZZの街」の文字を見つける。
さっそく、スマホをポケットから取り出しネットで探ってみた。
グーグルマップを開き、「ジャズ 喫茶」で検索。
平日・午後2時に開いている店が、見つからない。大概夕方6時以降の開店だ。
が、あった。見つけた。
ここオリオン通りから、数百m。数分の場所。
スマホ片手に歩き始め、そのアタリへ辿り着くも、それらしき看板は見当たらない。
マップを拡大したり、GPS上の位置を修正しようとスマホを8の字に回したりするが、??
でも、やはりここ近辺。
数階建ての小規模ビル前で立ち往生。
そして、見つけた。
そのビル1階の駐車場らしき空間のちょい横隅に、A3サイズくらいの用紙にその店名が書かれてあった。
さて、入口はと?
回り込んでみると案内版もなかったが、そっけないパイプ状の階段をみつけ、
登ってみると、ようやく店名を確認。
『オールドタイマー』
フーーーー。一息。安堵。
ドアを開けると、白いあごひげのダンディじいsanが、入口入って左側のカウンターの中に。
奥に延びたカウンター席では、生保レディーらしき黒スーツを着た女性が新聞を読んでいる。
店内は入り口から奥長で、奥行は10mない程度。
その一番奥に、スピーカー数セット。
その横にピアノ、そしてドラム、ベース。
そしてスッと目に入ってきたのは、いくつかの真空管アンプ。
そして、昭和時代を感じさせる大型ラジオ。これも多分、真空管ラジオ。
骨董品レベルのカメラ(ライカ?)やら、ミニチュアカーが何気に置かれてる。
ここに来るまで手こずってしまったが、なかなかイイ感じの店で好印象。
カウンターを出てオーダー取りに来た白いあご髭のマスターへ、声を掛けた。
「この真空管アンプ、現役ですか?」
「ええ。」
いくつかある真空管アンプの中から、特大の真空管がペアで実装されているアンプを指さす。
オーディオ好きな常連さんに、設計・製作してもらったアンプだ。と言う。
超特大の中国製の真空管を探し当て、それが製作依頼の引き金なったが、
組み立て後に音を鳴らしてみると、どうも「音」がしっくりせず、真空管変えて再設計してもらった。
何度か設計・製作を繰り返し試行錯誤して、今に至っている。という。
店奥の数セットのスピーカーは、出入り口側に顔を向けているが、
この超大型真空管アンプに繋がったスピーカは、カウンターに向いている。
こちらは、なんと直径7,80cm程度の木製ホーン型スピーカーだ。
そのアンプに火を入れ、そのスピーカを鳴らしてくれた。
(イメージ写真下に続く)

痺れる。
感動!!
音痴の我が身は、技術的な音の優劣はトンと判らぬが、これはイイ!!!
音が、心地よくしっかりと我が身に届いてくる。
こんな音のシャワーは、いくらでも浴びていられる。
そんな空間を演出するマスターの歩いてきたマルチステージな人生の一端を、つらつらと聞かせていただいた。
今の、近未来の社会を予感されていたのではないか。
今、世の中では人生100年時代を生きるための「働き方改革」と各方面の方々は忙しいが、こちらのオーナーでマスターは、40年前からそれを実践されていた。
埼玉の住人で、かつてここ宇都宮に勤務していたことを告げ、
「また、伺います。」と言ってドアを後にした。
コーヒ飲みながら500円。
いい時間を頂いた。
心地よき空間だった。
宇都宮・中央本町・オールドタイマー。
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/ FP事務所 ネクストプレイン /
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