群馬で昼時を迎える。上州はカカアでなく、カレー&タルトだった。
かかあ天下とからっ風。とは上州。北関東・群馬県。
おとうチャンより経済力があって、しっかり者のおかあchan。と、
上州・赤城山からの吹きおろしを背中にしょって渡世の道を歩った国定忠治。
盗賊の頭でもあるが、貧しい庶民の味方であった。そんな気質を持った男衆。
そんな人たちが暮らす上州・群馬県。
唐突に、中村敦夫演じた木枯らし門次郎を思い出した。
「あっしには関わりのねぇこってござんす」
そんな言葉がはやった時代があった。
濃密な人(村)社会への反発だったのだろうか。
懐かしい。。。
先日所要で、彼の地・群馬県高崎へ行ってきた。
昼時を過ぎ、土地の方に旨い処を伺う。
カレーとタルトの旨い店があるという。
群馬でカレー?
群馬でカカア(おかあcham)でない!!
群馬といったら、だるま弁当? 釜めし?
それとも、ソースカツ丼? うどん、焼きそば?
いいえ。カレー&タルトだそうだ(極地的見解?)。
高崎駅から車で約20分弱。
県道28号線を北へ、北陸陸新幹線と交差するほんのちょい手前。
土地の人が言っていた店はあった。
店の方に、おすすめ品を伺う。
薬膳カレーがよく出てます。と、
即決。それお願いします。
大葉を形どった横長で空色の大皿の上で、多くの素材が色どっていた。
真ん中に、玄米ひとやま。
その右側に注がれたルーは、たっぷり。
ルーの上には色どり豊かな焼き野菜が添えられている。
おくら、カボチャ、パプリカ、じゃがいも、、、
玄米の左に目を向けると、緑鮮やかてんこ盛り野菜サラダ。
まず始めに、気になる玄米を口に入れる。
硬(こわ)くない、柔らか玄米?
リゾット手前のようなふくよかな柔らかみで、絶妙の食感に焚いてある。
玄米の中に大き目の小豆?を発見。これも柔らかくほのかな甘みを持っていた。
一昼夜掛けて下ごしらえしているらしい。
そしてルー。
薬膳具材は、ほとんど溶け込みつつも、程よいごろつき感が存在感を示していた。
化学調味料は一切使ってないらしい。
薬膳で感じるあの薬膳臭さはなく、まろやかで優しい辛さが口に広がる。
が、後からスパイシー感がジワリとやってくる。
穏やかな空間の中でゆっくり味わえる薬膳カレーだ。
ファーストフードでない、ゆっくりと味わうカレーが、ここにあった。
世は激辛ブーム。
赤とんがらし、緑トンガラシをこれでもか、という程に練込められた激辛料理を、
挑戦者は、顔を真っ赤にし、汗を噴出させ、身を悶えながら口に押し込んでいる。
ここは、そんな風景とは無縁。
健康でスパイシーな時間は、穏やかに流れる。
柔らか玄米仕立ての薬膳カレーの後、噂の手作りチーズタルトを注文。
出てきたチーズタルトに、ドライフルーツが添えられていた。
2片。パイナップルとリンゴ。自家製。
これだけで、かじってみた。
咀嚼すれば咀嚼するほど、甘みが増してくる。
飲み込むのが惜しい。
そして噂のタルト。
これをわしづかみにして、ガブリ。
とろーーり。真にクリーミー。濃厚なチーズが口に広がる。
普通に食する一般的なタルトは、アン状に練られた感じの柔らかみ。
なのだが、ここのチーズタルトは、とろーりとろけてクリーミー。
旨い。
これは旨い。
主材料は、日本のナチュラルチーズ。
加工品を一切使わず、材料は国内モノだそうだ。(と書いてあった)
(イメージ写真下に続く)

そして、お土産として買い求める。
食べた家族がいった。「これ、やばい!!!」
群馬県・高崎市浜川町・木の実マルシェ。
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/ FP事務所 ネクストプレイン /
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