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情報を探る。「仮想通貨ビットコイン」編、その(11)。

前回記事「ビットコイン」編、その(10)にて<取引データ>の具体事例を探ってきた。
探り先(参照)は、ブロックチェーンのサイト(BLOCKCHAIN https://www.blockchain.com/)。

今回は、ビットコインのブロックチェーンにて一番最初になされたトランザクション(取引)を確認したい。
ビットコインの歴史的第一号のトランザクション(取引だ。

時は、2009年01月03日 18時15分05秒。
全くなにもないところから、ビットコイン・50BTCが発行された。
歴史的瞬間だ。

(イメージ写真下に続く)

通常、ビットコイン・トランザクション(取引)において明示されるのは、
・ビットコインの移転元アドレス(口座)と
・移転先のアドレス(口座)、そして、
・移転ビットコイン額。

が、第一のトランザクションが発生した2009年01月03日以前には、
ビットコインは存在せず、
当然に、所有者も存在しない。
そして、所有者が宣言する移転元のアドレス(口座)もない。

最初のトランザクション(取引)に記録されたデータは、発行されたビットコイン額と宛先アドレス(口座)だ。
・発行ビットコイン数は、50BTC。
・宛先アドレス(口座)は、以下のとおり。
  1A1zP1eP********** (以下の表を参照)

**最初のトランザクション**

(参照:ブロックチェーンWEB(BLOCKCHAIN https://blockchain.info/))
入力なし(新しく生成されたコイン)
1A1zP1eP5QGefi2DMPTfTL5SLmv7DivfNa (Genesis of Bitcoin ) 50 BTC





法定通貨では、国が指定する金融機関(中央銀行)が、その通貨の発行・流通をコントロールするが、
仮想通貨「ビットコイン」においては、管理を担う中央機関はない。

ビットコインのシステムが、一定のルールに基づいて仮想通貨(ビットコイン)を発行する。
一回の発行量、発行数量、発行の仕組みなど、別途紹介したい。

個々の取引は取引発生後に即座に決済されず、発生したトランザクション(取引)データは所定の場所に一端プールされる。
一定数量がプールされと、プールされたデータはネットワーク参加者により選別され、検証される。
ネットワーク参加者の検証によりその正当性が承認されると、既存の取引台帳に新たなブロックとして追記(チェーン化)され、台帳が更新される。
概ね10分毎に検証、承認され、ブロックが追記される。
概ね10分経過すると、プールされたトランザクションデータの総量が規定ボリューム(1Mバイト)になるよう設計されている。

正当性が承認されると、対象のトランザクション(取引)は決済され、ビットコインは指定されたアドレス(口座)に移転する。

最初に発行されたビットコインの宛先アドレス(口座)の所有者は、ビットコイン開発者なのかもしれない。
ビットコイン開発者は、ナカモトサトシだ。
が、正体不明。日本人ではない。と言われている。
別途、開発者(ナカモトサトシ)の紹介を予定したい。

仮想通貨ビットコインを支える「ブロックチェーン」は、社会を、世界を賑わす。
中央の管理を必要としない画期的な通貨(技術)は、生まれてまだ10年。もう10年。


(本シリーズ:前回の記事)
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/ FP事務所 ネクストプレイン /



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