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地価記事2 
2つのヘッドライン(見出し)を思い返しました。 
◆住宅地、9年ぶり上昇 
◆住宅地、下げ止まる 

 約3ケ月前の朝刊のもので、少々賞味期限切れぎみなのですが、
前回投稿した記事を書いている最中に、フラッシュバックしたので書き留める事としました。 
 2017年3月22日、日本経済新聞に、
同日、同一の新聞・朝刊に掲載された「公示地価」に関する「ヘッドライン(大見出し)」2つです。 
以下のヘッドラインをご覧ください。

 ◆一面トップの記事の大見出し
(スクラップしていたものを貼り付けました)
地価記事1

◆第二部の一面トップ記事の大見出し、です。
(同上)
地価記事2 

 2つの見出しのどちらか一方は、間違いなのでは? 
2つの見出しの意味することは、間逆なのでは?
と、
一人合点がいかず、当時悶悶としたことを思い出したのです。

記事をじっくり読むと、見えてきたのは以下のデータ。 
日本全国の住宅地における公示価格は、 
(A)2016年では、前年比で▲0.2%(対2015年比で0.2%下落) 
(B)2017年では、前年比で+0.02% (対2016年比で0.02%上昇)

 ◆(A)と(B)を時系列で小数点以下1桁の目線で読むと、
 
(A)▲0.2%から(B)+-0.0%となり、「下げ止まり」 

◆(B)を小数点以下2桁目線でデータを評価すれば、
+0.02%「上昇」 

 2つのヘッドラインは、両者ともに正しかったのです。 
目線の違いが、ヘッドラインに差を出していました。  
 「ガッテン、ガッテン」と頷き、「なるほど」と一人合点です。 

 データを読み取る目線、読み方、評価、表現・・・・諸々、、、、、
読み手は、書き手の諸々の要素を斟酌して一致すれば、その意図を受け取ることができる。と、実感した次第です。 

 書いて、伝える事は難しい。。。。
書かれた事を、読み解く事はなお難しい。。。。。
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最終更新日2017-10-17
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