40年以上続けてきた営みを変えた。新聞、紙から電子版へ。
18歳で実家を出て、40年以上続けてきた営みを、1月末で止めた。
新聞購読。
学生となり下宿生活時代に取っていた新聞は、読売。
実家で購読していたことから、なんの違和感もなく、下宿先で新規契約した。
その後社会人となり、日経新聞を取り始めて昨日まで、その時その時の自宅に届けてもらっていた。
かれこれ40年を超えた新聞紙の定期購読を昨日停止した。
購読停止した理由は、3年前にさかのぼる。
FP(ファイナンシャル・プランナー)に関心を持つ頃から、関連する新聞記事の電子ノート化を始めた。
結構これが大変。
やったり、やらなかったり。
まず、関心ある記事が載ったページを、1頁単位でザッと破く。
破り取った後、記事を丹念にハサミで切り抜く。
切り取った記事に、年月日をボールペンで書き込む。
記事を、黒色の台紙に置いてスマホで写真撮影。
写真化した記事は、電子ノート(エバーノート)にして、タグをつけて保存。
時に、新聞紙が部屋の片隅に、テーブルの上に溜る。
マークしただけで、まだ破りとっていない新聞。
破り取ってバリバリになった頁。
ハサミにて切り取った記事。
新聞紙が、破り取った頁が、切り取った記事が不揃いに部屋に散乱する。
(イメージ写真下に続く)

このやったり、やらなかったりの面倒なルーチン(日常)作業を、モノとコトが解決してくれた。
まず、解決の原動力となったモノ。
それは、10インチのWi-Fi対応タブレット。通信費はかからない。
そして、解決の糸口なったコト。
それは、日経電子版の購読。
新聞紙の購読と電子版購読を併用するW(ダブル)プランを利用していた。
この2つのモノとコトが、煩雑でしごく面倒な作業から解放してくれた。
まず、日経電子版に、関心ある「キーワード」を事前に投入。
すると、日々配信される電子新聞上に、「キーワード」関連記事が自動的にマーキングされる。
必要に応じて、その記事を電子ノート(エバーノート)にクリッピング。
そして、電子ノート(エバーノート)に保存。
モニターに対して、ほんの数タップ(タッチ)で事は済む。
実に簡単。
手間をかけずに一瞬にして、電子ノート化できる。
便利になった。
こんな便利なものを使わずにはいられない。
そして、届いた新聞紙を開くことが少なくなってきていた。
開かずの新聞紙は、無用に積みあがり、部屋に散乱する。
そして、新聞紙の購読は、必要でなくなった。
一方、モニターを見る機会が増える程に、目へのダメージも増える。
そんなことに気が付いた。
しばらくタブレットを凝視して、視線を他へ移すと、そこに焦点は合わず、暫らくは、霧の中にいるようだ。
得られるモノがあれば、失うモノがある。
世の常なのだろう。
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/ FP事務所 ネクストプレイン /
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