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広辞苑が大幅に改定され、先日(2018.01.12)改定新版として第7版が発売開始された。
改定は、実に10年ぶりだそうだ。

普通版と机上版(B5版/普通版より一回り大きい)、伴に冊と別冊付録がある。との事。
さっそく、三省堂書店・神保町店に出向く。

店では、5,000冊を仕入れたと報じられ、
昨日入店した際には特設コーナーが一階の入り口入ってすぐの所に設けてあった。

買い求めたのは、普通版。
重い。
自ら計っていないが、ネットによると3.3Kg。
買い求めた際には、紙袋を2重にしてもらった。

冊は、3,188頁  
別冊付録は、422頁(漢字小辞典/327+アルファベット略語一覧/95頁)
普通版2冊セットで8,500円(消費税別)。

(まい広辞苑の写真下に続く)

日頃、不明な言葉があると、
確認したい言葉があると、
2つの似通った言葉があると、すぐ手元のスマホに手を伸ばす。
そして、何の躊躇もなく、ネットでググ(グーグル検索して)る。
ほぼ毎日度々ググっている。貴重な情報源だ。。
手軽で、便利。
大変重宝している。

が、ネットに書き込みされた情報は玉石混交。

真と思われる情報もあれば、偽(フェイク)と思われる情報もある。
昔は真と思われるデータでも、今この時点では真でなくなったと思われるデータがある。
良心的と思われる内容もあれば、悪意を持って公開されていると思われる内容もある。

全て、「思われる」?
ネット上の情報、データ、内容の真偽は、「思う」「感じる」しかない。

ネット上の情報、データ、内容の真偽はわからない。
特に匿名による情報は、なおさらだ。
ネット情報の信頼性の判断は、受け手に委ねられている。

話変わって、映画の話。
数年前に映画「舟を編む」を観た。
中村しをん原作の辞書編集に掛ける関係者の熱き営みを綴った人間ドラマだ。
未知の業界を垣間見る中で、編集者の辞書編集に掛ける静かで強いエネルギーを感じた。そんなことを思い起こす。
何年も、何人もの編集者が、膨大な時間と膨大なエネルギーを費やしているのだろう。
事実、この広辞苑の編集室には一時13人の編集者がいたと、他のTV番組が言っていた。

そんなふうに編集された辞書は、信頼できそうだ。
信頼できる。
信頼への対価は、8,500円
この価格は決して高くない。重くない。

==追記==
「LGBT」にかかる記載不備の指摘を受け修正検討している。と報じられている。
修正すべきは、修正していただきたい。
膨大なエネルギーを費やしてこられた編集者への信頼、辞書に対する信頼は変わらない。


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/ FP事務所 ネクストプレイン /



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