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情報を探る。「ビットコイン」編、その(2)。

最近、本当に「ビットコイン」に係るニュースが多い。
関連ニュースと、併用で投稿していきたい。

「ビットコイン」の概要。
まずは、ザックリ以下のとおり。

「ビットコイン」とは、インターネット上で売買、交換できる仮想的な通貨。

仮想通貨は、世界で1,000種類以上あり、「ビットコイン」はそのうちのひとつ。
「ビットコイン」は仮想通貨であり、
巷の写真で見るコインは、あくまでイメージで、実物としてのコインはなく、実物の紙幣もない。
見えない。触れない。
「ビットコイン」は、電子データによる仮想通貨として、電子仮想的な財布に保管される。

(イメージ写真下に続く)

「ビットコイン」は、仮想通貨取引所にて購入可能だ。
日本国内では、仮想通貨交換業者として登録(2017.12末)された16社が取引所を開設する。
「ビットコイン」の売買は、各取引所にて各国の法定通貨(円、ドル、ユーロ等)及びビットコイン以外の仮想通貨にて可能だ。
市中の銀行、証券会社、既存のインターネット銀行等では「ビットコイン」の取扱いはしない。

取引(売買)価格は、各仮想通貨取引所によって異なり、更に時々刻々と変化する。
この変化を捉え、投資家は売買差益を狙って「ビットコイン」を取引する。
そして取引(売買)価格は、それぞれ取引所内における需給(需要と供給)により決定されている。

「ビットコイン」の単位は、「BTC(ビットコイン)」
*参考 1BTC=1,453,365円 
(取引所/BitFlyer/2018.01.16 21:39時点の買値)

「ビットコイン」は、市中の店舗(ビッグカメラ等)にて、商品支払いにも利用できるが、購入の9割以上は、投機(短期)的投資目的とも言われている。

また、「ビットコイン」の発行、流通に対する責任者はなく、それをコントロールする国、機関もない。
よって、中央で管理するコンピュータも存在しない。

が、「ビットコイン」に係る取引データの全てが、ネット上に分散化された多くのコンピュータ内の電子取引台帳に記録され、全ての人に対しWEBにて公開される。
全世界の「ビットコイン」に係る全取引は一定時間(約10分)程度毎にまとめられ、
まとめられた取引データは、その正常性を多くの取引参加者によりチェックされる。
チェックが完了し承認されると、取引参加者の全コンピュータ内の取引台帳へと追記されていく。

どこか1台のコンピュータ内の取引台帳が破壊されても、同じ取引データを持つ台帳が他に多くあることから、システムダウンはない。
2009年に始まった「ビットコイン」取引は、システム故障による取引中断なく、継続的に運用されているようだ。

この仕組みは、「分散化」、「ブロックチェーン」、「暗号」などの技術により実現される。
この仕組みが、悪意ある者による取引データ改変、変造を事実上不可能にしており、「ビットコイン」に対する「信用」を確保している。

この「信用」が「仮想通貨」の取引を支える。
「信用」なくして、「仮想通貨」の取引はあり得ない。

以降の回では、もう少々内容を深堀し書き記していきたい。


(本シリーズ:以前の記事)
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