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難行の最中に、年を越した。
平成30年を車中で迎えた。

月明かりが差し込むだけの真っ暗な山中でその時を迎えた。
山道に停車中の車の中で、
スマホのラジオアプリ(radiko/ラジコ)から、午前0時の時報を聞く。

ガソリン、バッテリーを浪費させてはならぬ。と車の電源は切っていた。
厚手の毛布など車中泊用品で、そこそこの防寒するも、ここは標高1,000mの山の中。
寒さが身にこたえる。
車を前に進めたいが、進めることが出来ない。
意思に反して、山道に停車。
自ら招いた軟禁状態?

少々時間を巻き戻したい。
大晦日の夕暮れになる少し前、午後3時半頃。
埼玉・奥秩父・三峯神社へ向かう山道にて、一連の車列渋滞に出会い、その最後尾につく。
三峯神社は、パワースポットとしても有名だ。
初詣に当日前から多くの人が、車で押し寄せる。

この時刻に、はや渋滞?
早すぎる!!
その直後に、目的地の三峯神社まであと3kmの立て札を見つける。
車は、ブーイング感を載せたまま、やや薄くなってきた木漏れ日の中で小刻みな前進を繰り返す。

後に聞いた話では、待つことに耐えれなくなった車が、反転し山道を下る。
そして、反転した車の空きスペース分を、後続車が詰める。
その結果、断続的で小刻みな前進が繰り返される。のだという。

が、夜 9時以降には反転する車もなくなり、車列はまったく微動だにしない。
その頃には、闇はとうに訪れていた。

三峯神社の駐車スペースは約250台。
2日前から駐車させ、初詣される方々もいるのだと。後に聞いた。
先に入場された方々が初詣・参拝を終え、車を駐車場から下山させないと、山道に停車中の車は前に進まない。

0時。
平成30年(2018年)。新年を迎えた。
時報をスマホ・ラジオで聞き、前進の期待感が増すも、動かない。
動き始めたのは、午前2時。
そして、午前2時半。ようやく、本当にようやく、神社の駐車場に入場した。
渋滞最後尾につけてから、なんと11時間。
約3kmを、11時間かけて、上ってきた。

難行あれば、易行もある。ハズだ。と思いながら、、
難行を終えた。

ここ奥秩父・三峯神社は、日本をつくった神様をしのび、ご祭神にしているのだという。
いざなぎのみこと。と、いざなみのみこと。

参拝目前に、近くいた女性の声。
「ここの『キ』はすごいね。」
エッ!
氣!
霊気?
「ほら、そこの木。すごくない?」
御神木のことを言っていたらしい。
確かに、すごい。

(以下のイメージ写真下に続く)

拝殿に向かい順番待ちで列に並ぶ。
最前列になって、参拝。
そして、お守りを頂く。
埼玉・奥秩父・三峯神社の『白』い『氣守』だ。

そして、初日の出。

初日の出を浴びる。
山中深く、朝日をさえぎるモノなしとはいかなかったが、すがすがしい。
『白』い『氣守』を懐に、すがすがしさ感を拝領する。

すがすがしさ感をおすそ分けできれば幸い。と感じた今年の初日だった。


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/ FP事務所 ネクストプレイン /


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最終更新日2018-03-06
Posted by
生活

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